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会議録 新函館市総合計画 総合計画審議会 | 函館市

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(1)

函館市総合計画審議会 第3回第3部会 会議録概要

1 と き :平成19年2月27日(火) 午前9時30分∼午後11時45分 2 と ころ:市役所 8階大会議室

3 出 欠状況:出席9名

※市職 員(1 4名 )

企画 部 次 長 山本 真也 (新 計画策 定担 当)

参 事3 級 小林 良一 主査 西川 康之 主 査 久保 田 聡 嗣 主事 櫻井 貴之 商工 観光部 労 働課 長 酒井 彪

商 工振 興室 商業 課長 鈴 木 秀 明 流 通指 導係 長 成澤 俊也 工業 課長 中 野 慎 悦 工 業係 長 本吉 勲

事業 開発 課長 布谷 朗 新 規事 業係長 木 戸 幸治 港湾 空港部 管 理課 長 毛内 晃 主 査 藤 森 悟 志

4 内 容 :計画素案第5部第1章4∼7節の調査審議 (敬称略,五十音順) 団 体 名 等

出欠 状況

社団法人函館国際観光コンベンション協会 専務理事 出席

道南高速交通ネットワーク推進連絡協議会 代表幹事 出席

函館市内漁業協同組合長連絡協議会 会長 出席 北海道大学大学院水産科学研究院 教授 出席 公立はこだて未来大学 教授 出席

公募 出席

恵山地域審議会 副会長 出席 函館商工会議所 専務理事 出席

函館市亀田農業協同組合 代表理事組合長 欠席 連合北海道函館地区連合会 会長 出席 内

うち

 村   正

むら    ただし

おり

 谷   泉

たに    いずみ

かま

 田

 光

みつ

 夫

 峨

 直

なお

 恆

つね

すず

 木

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けい

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ぐち

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 一

いち

ふじ

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わら

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やす

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かわ

 雅

まさ

 章

あき

やま

 岸

ぎし

 栄

えい

 一

いち

わた

 部 正

べ しょう

いち

ろう

(2)

○ 嵯 峨 部 会 長

おはようございます。函館市総合計画審 議会,第3部会の第3回目を開催さ せていただきたいと思います。

まず,委員の出欠ですが,山岸委員がご 都合により欠席されており,鈴木委 員がご都合により,15分くらい遅れて出 席されるということであります。

また,折谷委員と鎌田委員は所用のため ,途中で退席されることになってお り ま す 。

これから議事に入っていきますが,議事 録が作成されますので,よろしくお 願 い し ま す 。

また,マスコミや市民の方々の傍聴が許可されております。

審議時間は,2時間から2時間30分を 予定しており,12時までには終わ りたいと考えていますので,よろしくお願いします。

審議に入りますが,宿題になっていた観 光産業の就業者に関しまして,市か ら報告をお願いします。

○ 小林企画部参事

資料はお渡ししておりませんが,先般の 国勢調査結果に基づきまして,産業 分類別の就業者を調べさせていただきました。

例えば,運輸業や卸・小売業,飲食店, あるいは宿泊業といった分類があり ますけれども,そのなかで運輸業であれば ,鉄道業や航空運輸業,卸・小売業 であれば食品販売業のように,どういった ところまでが観光に関連しているか が,なかなか統計上整理ができなかったも のですから,観光産業に係わる就業 者については,統計上,取りまとめること がむずかしかったということで,ご 理解をいただきたいと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

第三次産業のなかで観光に関係するのが ,飲食,宿泊,卸・小売,それから 運輸ということですが,観光という枠組み として統計がとられていないという ことです。

(3)

さて,本日の審議に入っていきたいと思います。

今日は,「第4節 工業の振興」,「第 5節 商業の振興」,「第6節 新 産業の創出と企業立地の促進」,「 第7節 雇用環境の向上」となっています。

各節ごとに審議をします。

早速ですが,ご意見を伺いたいと思います。

「工業の振興」は,函館商工会議所の古 川委員が分野的に近いと思いますの で,まず,口火を切っていた だ き た い と 思 い ま す 。

○ 古川委員

現況と課題にも出ていますけれども,た ばこ産業が工場を閉鎖したことによ り,工業出荷額が大きく落ち込むことにな りました。こういったことで,製造 業の基盤が弱くなったのではないかと思います。

製造業は,今,中国や東南アジアの方に 企業がシフトしていることから,企 業誘致も思うようにいかない状況にあり, まちの産業構造のなかでもっとも大 事なのは,この工業の振興で は な い か と 思 い ま す 。

私も市役所時代に担当しており,ただ, 口で言うのは簡単ですが,何をどう したら良いのかというと,具体的にはむず かしい分野で,時間のかかる分野で はないかと思います。

私どもの商工会議所の会頭も言っていま すが,ものづくりがまちの基本と, 位置づけております。具体的にはむずかし いのですが,ガゴメコンブなども注 目を浴びていますから,国際水産・海洋都 市構想などと連携を図りながら,時 間をかけて地場産業を根付かせていく努力 が必要なのではないかと考えていま す 。

○ 嵯 峨 部 会 長

ただいまの古川委員からのご意見に対し て,ご意見,ご質問等ありましたら お願いします。

○ 田口委員

(4)

古い記憶をたどって話ますので,年代が 合わないかもしれませんが,私が函 館に来た翌年の1981年にキャラメルの 包装機の部品を交換する関係で,マ ニシングセンターという機械を,市内で探 しました。本間鉄工と北海道発動機 で持っているということが分かり,本間鉄 工は稼動中でだめだと,北海道発動 機は,空いてますということでしたので, 行って部品の製作を頼んだところ, 3日後に300点できあがり,部品を交換 し,それで3台全ての包装機を基準 能力で稼動することができた経験があります。

その経験から少し経って,市役所の函館 圏技術集積マップ,機械金属,造船 工業の部という本を入手しまして,このマ シニングセンターは本当に市内に2 台しかないのかと調べましたら,2台しか なかった。あと,函館高専に1台, 高等職業訓練校に1台の市内に4台あると いうことが分かりました。マニシン グセンターは,はやりの機械であったのに ,市内に4台しかないのかと,がっ かりした経験があります。

そのころ,函館テクノポリス技術協会と いうのが設置されて,市役所の勧誘 で,私も,その交流会に参加して,会員の 工場の見学がありました。機械工業 のところにも見学に伺ったんですが,古い 機械が整備されている一方で,最新 の機械は見当たりませんでした。もし,大 企業が函館の総合技術力や能力を調 べたら,これは,だめだと進出をあきらめ るのではないかと感じました。むず かしい注文がきたらどうするつもりなんだ ろうか,自分ができることしか,注 文をうけつけないのかなと思ったこともあ りました。25年前のことです。現 在は,どうなっているのでしょう。

東京都大田区本羽田というところに工場 団地があります。そこは,最新鋭の 機械が1台か2台の工場の集まりですが, 道路の両側に工場が並び,従業員は 5,6人ですが,そういう小さな工場でも ポツポツあるのではなくて,固まっ てあれば,その団地として仕事をうけられ るので,こういう方式はどうなんだ ろうかと思ったわけです。この団地は,種 子島で打ち上げているロケットの部 品も納品しているという話も聞きまして, 技術が分散しているけども集合して ひとつのものつくりだせるというような組織になっています。

(5)

を,隣近所の同業者に注文して,ひとつの ものを仕上げる組織というようなこ とを,キャラメルの包装機の部品をつくる ときに,思いついたのです。そうい う組織をつくれば,大きな工場が進出しよ うとした時に,調べてこういうとこ ろがあるんだったら何とかなりそうだと, ひょっとして企業が来るんではない かと思ったわけです。それで,こういうこ とは別に鉄工業だけではなくて,い ろいろな業種でもできると思うのです。も うちょっとシステマティックにでき ないかと思うのです。前回,異業種交流の 社長さんの悪口をちょっと言いまし たが,彼らはもっと切実な現実があって, 簡単に言うと倒産の危機なんかがあ って,夢を追う余裕がなかったのではない かと。だから,勿論,当事者の熱意 が重要ですが,これは市役所なんかが音頭 をとって,やらなければならないの かなと思います。

先程の技術集積マップで,市役所の調査 によると,従業員1人から3人が1 7社,4人から9人が50社,10人から 19人が37社,その他が36社, 合計140社です。ですから,相当小さい 工場があるので,そ れ を ま と め れ ば , ひとつの組織になるなというようなことも 考えてみました。これは1985, 6年のことだろうと思うのですけど,それ から20年は経っているので,もう 一度考える必要があるかなと思います。

それで,私の先輩が,集まって話をする 時に,北洋の頃は良かったという話 をします。船団が入港すれば,全産業に幸 福をもたらしたということも言いま す。彼らの話には数量が出てきませんので お話だけです。北洋がなくなって, バブルがあって,それがはじけて,という ことで,今ある会社は,それを乗り 越えて泳ぎきった強い企業だと思います。 戦争中,学徒動員で,働き先となっ ていたウロコ製網もなくなりました。それ から,市内のビスケット工場の5社 8基のオーブンもなくなりました。

そこで,どうしたら良いんだろうかとい うことを考えてみました。今すぐ起 死回生の妙案というのは,ないんだろうと 思います。遅れて走る企業を引っ張 って,新しい仕事を見つけて少しでも発展 していくというようにしか言いよう がないと思います。なんかないのか なと一応考えてみたのがあります。

(6)

わけです。

2点目は,テクノポリス協会といったと ころで,この審議会のような組織を つくって,徹底討論して,なんか良い案がでないものかなと。

3つ目が,例えば,燃料アルコールとい うのをブラジルで盛んにやってるよ うで,日本も研究していると思いますけど ,北海道だからジャガイモから直接 エチルアルコールができないのかなと思ったりしています。

それから,市内の大企業にアタックする 。市内の大企業というと,セメント だとか,どっくだとか,化学飼料だとか, 今,日産化学ってあるのか,よく分 かりませんけど,それから北高の上の方に 会社ができましたね。あの社長が函 館工業の卒業生で,函館市に頼むと言われ たので来ることになったと言ってい たと聞いたことがあります。なんていう会社でしたか。

○ 古川委員

エヌ・ディー・ケー。日本電波工業。

○ 田口委員

そういうような人脈をたどるという方法 もあるのではないだろうかと,それ から,もうひとつは,函館から脱出する企 業があるんですね,それの防止とい うのはどうだろうかと,例えば,先程のマ ニシングセンターをもっていた会社 の本間鉄工は,130人ぐらい従業員がい たんですけども,弁天から七飯に移 ってしまいました。それから,北邦製機, これが亀田から北斗 市 に 移 り ま し た 。 それから,テクポリスの異業種交流の会員 だった菅製作所や正和工業所も上磯 の方に引っ越して行きました。企業が引っ 越してしまい,だんだん企業がいな くなってくるんじゃないかというのが心配 です。その防止策,最近は公害やら 何やらで,逃げ出したくなる気持ちもあるのかなと思います。

今,言った企業誘致,テクノポリス協会 の活発化,新分野の研究,市内近郊 大企業へのアタック,それから函館から脱 出するような企業の防止,なんてい うことが考えられるのではないか。さっき 話したように,遅れて進む企業を引 っ張っていくようなことでしか当面,方向性がないと思います。

(7)

○ 嵯 峨 部 会 長

どうもあとうございました。ご自分の会 社での体験から貴重なご意見をいた だ き ま し た 。

企業誘致,新産業の創出というところに も触れられていまして,第4節から 第6節の商工業に関する包括的な背景なり ,対策なりをお話いただいたと思っ ています。

企業誘致等は,第6節で,また詳しく項 目をあげていきたいと思います。 それから,人材や知財等の集積効果が大 事だというこにとも 触 れ て い ま し た 。 これらのことは,この第4節の205ペー ジの施策の体系のなかの「中小企業 対策の充実」の「ものづくり人材の確保・ 育成」等にも関係し て き ま す 。 当 然 , 「生産性の向上」にも関係してくるでしょ う。知財とか知識に関しては,「研 究開発の促進」,「国等の産業活性化施策 の活用」というところにもリンクし てくるのではないか と 思 っ て い ま す 。

田口委員からは,商工業の振興には,即 答的な妙案というのはない。まちの もつ魅力だとか,総合的なインフラの力な ど,そういったことが総合的に係わ ってくるから,地道に努力することが一番 だろうという意見をいただいたと思 っ て い ま す 。

さて,ほかにどうでしょう。早めに退席 される折谷委員,鎌田委員から少し コメントをいただけますか。

○ 折谷委員

今の地域の既存の工業の振興,支援とい うのは大きな柱でしょうけれども, 先程,古川委員もおっしゃいましたけれど も,地域の資源を生かした水産海洋 都市構想など,これは大学ですとか,地勢 上の優位性などを生かした大きな動 き,これは函館の新基軸として,市長さん や会頭さんもおっしゃっているんで すけども,そのなかで関連する既存の産業 が回復できるか,あるいは,新産業 の創出にも繋がっていくので は な い か と 思 い ま す 。

(8)

い ま す 。

そのときIT技術,語学,特に英語につ いては,必須条件に な っ て い く の で , そういう基礎的な人材をつくっていくこと と,新しい時代の人脈,人と人との 関係は,ものすごくビジネスで効いてくる ことが多いので,函 館 圏 の な か で も , いろいろと中央や先進でがんばっていらっ しゃる方もいるので,海洋構想だけ ではなくて,そういう方との人脈を生かし て,地域の産業に繋げていく,ある いは,ビジネスの拡大に繋げていくという ようなことが非常に大切だと思いま す 。

私も札幌を中心に,東京などで,ちょっ としたビジネスの仕掛けをしている のですが,情報,人脈,それから技術が, 中央に集中している現状で,そこを どう,この地域の産業に繋げていく かということも重要だと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうございます。鎌田委員いかがでしょうか。

○ 鎌田委員

基本方向にもありますが,付加価値の問 題,私ども,漁業の立場で申し上げ ますと,前浜の資源は,減少傾向にあるの は紛れもない事実だという思いをも っ て い ま す 。

(9)

付けが,いろんな形で検討されているとい うことですので,関係者ばかりでは なくて,できれば,業界あげて,函館市あ げて,そういう方向に取り組んでい きたいものだなと思っています。

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうございます。

前々回の1月26日の第1回の審議会の 会議録が,皆さんのお手元に届いて いるかと思います。訂正等ありましたら, 全員そろった,ここでお願いしたい と思います。なければ,ここで承認してい きたいと思いますが,いかがでしょ うか。

< 異 議 な し >

○ 嵯 峨 部 会 長

それでは,1月26日に開催した第1回 の審議会の議事録は,これを承認す ることにいたします。

それでは,「第5節 商業の振興」に移っていきたいと思います。

これも,一番近い領域をカバーされてお ります,古川委員か ら お 願 い し ま す 。

○ 古川委員

(10)

たなか,国は選択と集中ということで,中 心市街地活性化の基本計画を改定し た地域を内閣総理大臣が認定し,この認定 した地域に対しては,集中的にいろ んな施策を援助していくということを打ち 出しています。全国のまちで,この 中心市街地活性化基本計画の改定の作業に 着手しているところがたくさんあり ます。北海道でも4ヶ所ぐらいやってるの ですが,残念ながら,函館市は,未 着手なんです。124ページの「市街地の 整備」のところが良いのか,それと も,211ページの大門商店街のところが 良いのか,議論のあ る と こ ろ だ と は , 思うんですけども,是非,この計画のなか に盛り込んでいただきたいと思いま す 。

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうございます。手短に要領良くまとめていただきました。

古川委員から提案がありました。今,国 が進めているコンパクトシティとの 兼ね合い,そして,124ページの「市街 地の整備」のところで書くのが良い のか,この「商業の振興」の「函館駅前・ 大門地区商店街の活性化」のところ で書くのが良いのかを,確かにコンパクト シティの施策は,この基本計画には リンクしてくるでしょうから,新しい方針 なので,盛り込んでいないところも あるかも知れませんが,市の方で,ご検討いただけますか。

○ 小林企画部参事

中心市街地の活性化につきましては,庁 内で今,関係部局が,協議をしてい る状況にあると聞いております。

(11)

れさせていただいて,この主要施策のなか では,方向性,どういったまちづく り進めていくのかということを記載をさせ ていただいているつくりになってい ますので,ご理解をいただきたいと思います。

○ 古川委員

今の説明で分かりました。

いずれにしても,この改定という言葉が ,現況と課題で問題として浮き彫り にしただけではなく,そういうことをやら なきゃならないという認識があると いうことなので,それで良いです。私が言 いたかったのは,課 題 だ け で は な く , 実際に着手しないということを避け て下さいということですから。

○ 折谷委員

函館は,商都と申しましょうか,商人の 信頼関係で販路を本州とやり取りし た歴史で大繁栄した。直接施策には関係な いんですけれども, そ う い う こ と を , 人の原点みたいなもの,精神だとか,行動 の原点みたいなものを,先人はこう やってこう成功したみたいなものを,ここ に住む人たちが学ぶことが必要じゃ ないかなというのが1点です。

それから,やはりものを売るということ になるとビジネスモデルがかなり変 わってきていて,小売商店からデパート, コンビニ,24時間 対 応 の ビ ジ ネ ス , あるいは車社会に対応した郊外型のショッ ピングというように,お客様のニー ズというのは,時代の変化に流れていくの で,中心市街地活性化,あるいは商 業振興するときに,ニーズというものを汲 みとった,やはり品揃えが多いとこ ろにどうしてもお客さんは流れてしまうの で,なんとか地域が子孫に伝承する ためには,中小の小売店を大切にしていか なければ,だめだと思うのです。効 率だとか,コストだとか,品揃えで,雇用 は多少増えても,どうしても伝承し ていけない。チェーン店なんかになってし まうと,地域の文化ですとか,そう いうものが伝承していけないので,まさに 中心市街地が地域に住む人達の経営 に携わり,子孫に伝承していくような仕組 みも考えていかなければならい。

(12)

なってくると思うのです。例えば新幹線が くると,どんどん本州の資本が入っ てくる可能性もあるので,それを排除する ということではない ん で す け れ ど も , その辺の兼ね合いというか,地域を伝承し ていくような仕組みをどうやって行 政として反映をしていくのかというのが重 要になってくると思います。ただ, 線は引けないので,その辺はむずかしいと ころがあるので,コンパクトシティ だとか,まちづくり3法なんて,まさに, そういう地域の空洞化していく,商 店街なり,そういうものを制度的に集約し てこうという話かと思いますので, そういうことも,考え直さなければ ならないことかなと思います。

感想になりますけど,大した政策的な話ではないのですが。

○ 嵯 峨 部 会 長

非常に大事な提起があったかと思います。

ものを売り買いする,消費者側からする と,購買をして,消費をするという ことは,やはり,経済的な営みであると同 時に文化的な面も背景にございます から,そこら辺の視点も大切なのですが, これを施策にどう表現するのかとい うのは,スピリットの話なので,なかなか むずかしいところもありますが,大 事な視点かと思います。

○ 渡部委員

商業の問題,工業の問題含めて,そうな んですけども,やはり,今,折谷委 員がおっしゃられたことに同感なのですが ,かなり,地域が疲 弊 を し て い ま す 。 回復をするには,かなり,厳しいのではないかと思っています。

例えば,工業の問題で,先程,田口委員 がおっしゃったように,必ずしも地 価の問題ばかりではないのでしょうけど, かなり,食品加工などの企業が七飯 だとか,旧大野,旧上磯に転出をしている という状況です。前回の計画は,函 館圏の計画だったので,近隣町も入ってい たのですが,今回は,函館市だけな ので,あまり狭隘な議論をするつもりはな いんだけども,政策上の問題からす れば,いつくか,やはり,ミスリードせざ るを得なかった問題があるのでない かなというような気がします。

(13)

法を,やっとつくったという国の状態です 。それはそれで結構なことだと思う のですけども,もう国に頼っても,これか らはどうにもならないから,自治体 が自立をしていく以外ないと思います。そ の際に,割り切った首長を含めた政 策判断というのが現実にあると思うので, そこがどうこうとならない話なんだ けども,やはり,割り切った政策をださな いと,この流れは,正直言って止め られないと思います。そういう意味では, 極めて,政治的な判断の問題がある のだけれども,いろんなことを記述しても ,何をしても,やはり,どういうま ちづくりをするんだという判断をしなけれ ば,流れは止められないと思ってま す。そういう意味では,どこまで,この新 総合計画に書いていけるかという問 題は,議会の議論もあるようですけれども ,なかなかむずかしい問題だと思い ます。

私は,先程,折谷委員が話ましたように ,まちに魚屋も肉屋も米屋も何もか も全部なくなっていくということは,耐え られないと思うものですから,そこ は整合性をつけてとか,口で言えば,そう いうことになるんでしょうけども, しかし,どこかで割り切らなければ,この 流れは止められないというふうに思 いますね。

これは,企画部の皆さんや関係する部局 の皆さんには,全部言っても,気持 ちは違いないと思いますが,なかなか酷な 話だと思いますけども,私は,そう いう気持ちでいます。

○ 嵯 峨 部 会 長

渡部委員からは,大事な視点のご意見を いただいて,これは,第5節だけで はなくて,今日の4節から7節全てにも言 えるし,「第3部 快適で安らぎの ある住み良いまち」のまちのにぎわいだと か,市街地の活性化だとか,非常に 幅広い部分に係わってくる大事なことだと思います。

○ 田口委員

(14)

ここの新幹線で北海道名物を売るのかなと 思い,とりあえず買って,川崎の工 場にもって行って,食べてみたら,いける んじゃないかと評判になりました。 それで,5年ぐらい経って,函館に来て, 目に付きましたので買ってみて,味 が変わっているような気がしました。しば らく経って,また買って食べてみた ら,明らかに違うんです。東海道新幹線の なかで買った品物と,今,買ってき たものと違うと分かって,カカオバターの 含有量が守られていないと疑問に思 ったわけです。

そうしているうちに,当社がプライベー トブランドをつくることになり,と ある問屋の名称で販売されました。それが 出回るようになると,あそこの会社 は,チョコレートをやっているのかという ことになって,いろいろ引き合があ りました。そのひとつにある問屋さんが来 まして,うちのプライベートブラン ドもつくってくれないか。ということで, 商売だからつくってくれと言われれ ばつくりますけども,味とか形だとか,値 段とか,それからチョコレートの型 をつくらなければならない,こういうこと を打ち合わて,それによって値段が 決まりますよというような,話をしました 。それで,そのときは引き上げて, 2,3日経ってから,また来ました。この チョコレートでということで,それ を食べてみました。えっという感じでした 。これは,チョコレートと言わない んじゃないですかと言ったところ,これで 良いんですと言うことで,これをい くらで売るつもりなのと聞いたら,100 円とか200円とか 言 っ て ま し た が , こんなチョコレートでないチョコレートを つくるのは,我々は,できませんと 断ったんです。ここで,はっと気が付きま した。この手で,先程のホワイトチ ョコレートも,味が変わったのかなと,こ のホワイトチョコレートを安くつく るには,代用脂というものを使うわけです 。しつこく電話がき た ん で す け ど も , 私は,受付けませんでしたが,是非つくっ てくださいと,1回だけですから, これでつくってくださいと,そういう交渉 がつづきました。結局断っちゃった わけです。そしたらしばらく経って,終わ ってから考えれば,相当切羽つまっ てたんだなということになるんですけども ,そこは倒産したから,なるほどな と思ったのです。

(15)

れをお客さんに売っているんです。

駅前の朝市のカニも問題になりました。 本社の人が買っていったら,これを 包んでくれと言ったのに,ぜんぜん大きさ が違うんじゃないかという電話がき ました。そういうようなことで,何か,安 く,安く,安くということを,売る 方はそうだと思いますよ。つくる方もそう 言われるからつくるんだということ で,つくる方も,売る方も,売れればいん だということになっているんではな いかと思うんです。だから,おみやげによ って,函館のイメージを壊すのもど うかと思います。これは,どこがやるのか な,商工会議所でやるんでしょう。 良く調べて,悪い品物を売らせないという わけにもいかないん で し ょ う け ど ね 。 チェック機能を働かせた方がよろしいんじゃないかと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

今,田口委員からおみやげの品質,企業 のモラル等について,貴重なご意見 をいただきました。

商業は,観光とも当然リンクしてくるこ となので,内村委員からも一言いた だきたいと思います。

○ 内村委員

このたび,産業経済省の独立法人である 中小企業基盤整備機構が当地にオフ ィスを開設しました。北海道では,北見に 次ぐものであって, こ れ に つ い て は , 市をはじめ商工会議所などが相当頑張って ,オフィスを引っ張ってきたものと 考えております。この素案をみますと,関 係団体との連携という表現が入って いますが,計画つくるときには,この中小 機構に関する記述を入れることは, 問題がありますか。

○ 古川委員

ぜんぜん問題ないでしょう。

○ 内村委員

(16)

をだした方が良いかと思います。

それから,工業振興なり,商業振興なり ,いろいろ話もございましたが,数 字的に見ると,今は非常に落ちている。工 業振興指針だとか,そういうものを 策定して,これから頑張るぞというところ から,下がってきて い る 実 態 だ と か , 商業もそうなのですが,商店数と販売額の 推移を見ましても,落ちているとい うような状況がありますね。

先程,折谷委員からもございましたけれ ども,昔,地域に一銭店屋というの が結構ありまして,なかには通帳をもって いくとものが買えるという時代もあ りました。このなかの文章に云々というよ りも,商業であって も 市 民 の 目 線 に , 地域の目線にということで,私は観光の仕 事をしておりますけども,観光とい うことのみならず,やはり,市民があって の商業であり,工業であろうかと思 います。良い例が湯の川の温泉地区で頑張 ったオンパクなんかも市民のため, 地域のための事業であったように思います 。市民の目線を大事にしながら,来 る方を大事にするということでなければ, 商業振興という部分では発展が少な いのではないかという感じをうけますね。

○ 嵯 峨 部 会 長

昔,なつかしい,一銭店屋,オンパクの 話もでましたが,それから,観光業 だけだはなく,やはり市民生活に密着した 商業とまちのにぎわい等も関係して くると思います。

もうひとつ,最初の方に言われた,基盤整備のこれは何でした。

○ 古川委員

(17)

○ 嵯 峨 部 会 長

ちなみに,それはどこにできるのですか。

○ 古川委員

商工会議所の裏にできます。

○ 嵯 峨 部 会 長

これについて,市の方ではどうですか。コメント等ありますか。

○ 山本企画部次長

そういった話題と言いますか,新しい事 象が,なかなか表現できていない部 分もあります。素案そのものは,昨年,1 2月ぐらいには取りまとめはしてる のですが,これを策定する時期が今年の多 分9月ぐらいになりますので,そう いった新しい事象も含めて,より膨らませ ていける部分は膨らませていきたい と 思 い ま す 。

○ 嵯 峨 部 会 長

なかなか,良いニュースなので,前向き に取り上げていただきたいと思いま す 。

「第6節 新産業の創出と企業立地の促進」に移ります。

これについては,鈴木委員にひとつ口火 を切っていただきたいと思います。 よろしくお願いします。

○ 鈴木委員

(18)

○ 嵯 峨 部 会 長

古川委員からひとつお願いします。

○ 古川委員

企業立地の一番下の方に,「しかし,近 年,企業立地が本州の一部に集中す る傾向にあり」とありますが,これは,た ぶん東海地区を中心に中部地区のあ たりではないかなと思うのですが,臨空工 業団地をつくっても,売れなくて非 常に苦労している状況などもあるんですけ ども,追い風もたぶんあると思いま す。新幹線が新青森まで3年以内に来ます し,函館にも,その後7,8年で来 ます。そして,新外環状線もそれに併せて 開通しますと企業が立地する上での 優位性がかなり高まってくると思います。 例えば,ICのような大きな工場は 無理にしても,研究開発型の企業には,来 てもらうことができると思います。 今は,首都圏といっても,どちらかとい うと東京中心ということでPRをし ていますが,北関東とか,東北の南の方か らも,観光客が相当くるだろうとい う予測を立てていますので,そちらからの 観光客の誘致活動を市の商工観光部 ですとか,商工会議所,国際観光コンベン ション協会とつめようかなと思って います。企業誘致の面でも,是非,そちら の地域も首都圏にプラスして,東北 地方なども視野に入れてやっていけばなん とかなるのでないかというふうに思 ってます。この辺の表現を追加してもらったら良いと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

古川委員から貴重なご意見をいただきました。

私もそう思うんですが,確かに商工業の 関係は厳しいものがありますが,先 程の中小企業基盤整備機構の話など,明る い話題もあると思います。今の古川 委員のお話にもありましたように,函館の 産学官の皆さん,函館の市民の皆さ んの努力によって,明るいニュースも出て きてるんだよというところも,非常 に力強いご意見を伺ったと思っています。

○ 山本企画部次長

(19)

ますので,表現は少し工夫し て み た い と 思 い ま す 。

○ 折谷委員

ここの,新しいチャレンジで起業化,海 洋構想だとか,学研機能などを生か してやっていくということと,私は20年 くらい前に高齢者社会のまちづくり という提言書を書いたことがあるんですよ 。それを実践して成功している人が 四国にいます。また,シンガポール在住の 日本人方が観光産業で北海道に重点 的にプライムという会社を投入して来るの ですけども,その方は,定年80歳 で,やはり高齢者の活用というのは,生き がいですとか,多少の年金だけで暮 らすのではなくて,社会の役に立つとか, 交流とか,生まれてきますし,働く ことによって,頭も活性化し,健康にも良 いでしょうし,田口委員のように過 去の経験を生かしてもらうとかですね,そ れを,人脈だとか,過去の技術だと か,そういう場づくりというのは,このあ との「雇用環境の向上」にも繋がる んですけども,少子高齢化対応のまちづく りとしては,そういう新しいビジネ スモデルが生まれはじめてきています。函 館圏は,食もあるし,いろんな面で 環境が良いので,こういう目線も必要かな というふうに感じます。雇用の方に もそれは係わってきますし,それが,いき いきとしたまちづくりにも繋がって いくんじゃないかということで,30代に 提言したのが,今,実践されている のがポツポツ現れているというようなこと で,少し,この地域でもその辺のこ とが実践できるような,それが,大きなビ ジネスになるかも知れませんし,人 と人との繋がりという意味ではですね。と いうことも魅力あるまちづくりの一 助になるんではないかなという感じもします。

○ 嵯 峨 部 会 長

(20)

○ 折谷委員

そうですね。生産性だけじゃなくて,良 い循環をつくるということですね。 働くことによって健康も保てる,医療費が 下がる。そういう良い循環,マイナ ス循環から良い循環系をつくっていける要 素にもなりますので,トータルでそ ういう社会コストが下がる可能性もござい ますし,生きがいができることによ って,健康な生活もできるということに繋 がるということで良い循環をつくれ ると思います。今のITとかじゃなくて, 根っこの部分で大事な部分が出てく る。もし参考になりましたら過去の埃かぶ った提言書なども見 て い た だ け た ら , 結構使えるんじゃないかと,読み返したら 今こそ使えるんじゃないかなと思い ます。

○ 嵯 峨 部 会 長

なかなか,精神的なとこなので,計画に どう反映されるというのは,市の方 もご苦労なされるでしょうから,ひとつの バックボーンとして,物事に裏表が あるので,マイナス面だけではなくて良い ところもあるんだということを背骨 において,いろいろ考えていただければと 思いますけど,何かありますか。

○ 田口委員

それは良い考えだと思いますよね。私の 団地にも水産学部の元学部長なんて 人が4,5人いるのかな,それから北海道 大学名誉教授なんかいるんですよ。 定年になって,元気なんですよ。だから, そういう人たちに何 か や っ て も ら う 。 ただし,それ相応のペイはしなきゃだめで す。ただで使おうなんて魂胆はだめ です。そういう人を活用したらどうなんで しょうかね。老人大学の内容をみて みると,ぜんぜん幼稚園だものね。そうじ ゃなくて,本当に考えてもらうとい うようなことで,それ相応のお金も 出すようにしたら良いと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

どうもありがとうございます。

(21)

けども,いわゆる4町村の方々から見た産 業振興,商工業振興について,何か コメントございましたらお願いします。

○ 藤原副部会長

商業振興ということで,まちづくり3法 の関係では,これから市の方でもや るということですが,恵山の方から函館の 方に向かい,中心市街地の大門に来 ますと,駐車場の問題があると思います。 駐車場がないから,結局は,あると ころに向かってしまうわけです。

大門地区は,私が高校に行っていた頃は ,結構,おしゃれなまちだったので す。要するに,洋品店があり,カバン屋さ んがあり,喫茶店などがあるところ でした。今は,大門に来ますと,目に付く のは,居酒屋さんとパチンコ屋さん です。ですから,女性がおしゃれをして, デートする場所がないのがひとつで す。これは,田舎からみたときに,市内全 般にそうだとは思うんですけども, 大門もやはり,銀ブラではないですけども ,若い男性と女性がデートするのに 魅力的なまちづくりというか,そういうよ うな方向にもっていってくれれば, もう少し,若い人も住むし,来るのではないかと思います。

あと,このデータをみますと,やはり, 大門の店がたくさん減ってるようで すけども,十字街とか向こうの方は,そん なに数が減っていな い と い う こ と で , そのままで推移してると思います。ですか ら,向こうの方は,それなりの人口 がいて,それなりの商品が売り買いがされ ていると思います。 や は り , 大 門 は , 昔の夢をそのまま追ってもだめだけれども ,駐車場などの面もありますが,お しゃれなまちにしてもらいたいというのがひとつのお願いです。

あと,工業につきましては,地価の問題 なのか分かりませんけれども,市内 にあったものが,旧上磯,大野の方へ,ず いぶんと工場がいっています。これ による工業の出荷額などの落ち込みもある のではないかなと思っています。た ばこ産業がなくなったことで,統計が出て いますが,ものすごい減り方ですよ ね 。

土地をうまく活用するような方法を考え ていただければ,もう少し,企業誘 致もうまくいくのではないかと思っています。

(22)

水産加工場が2社あります。それと,東証 一部に上場されてます理研計器の恵 山製作所という会社がありまして,あとは ,漁業が主ということになります。 旧4町村における,ものの売り買いは, 走るスーパーという,要するに車に ものを積んで,地区毎にものをもっていく ということになっています。旧4町 村は,市内よりも高齢化が進んでいますの で,移動販売をする と い う と こ ろ は , ものの売り買いの面では落ち込まずに,あ る程度伸びていくのではないかと思 っています。ですから恵山の方の商店の方 は,今日函館に行くけれども欲しい ものはないかというような,御用聞きのよ うな方法で自分たちが生きのびてい くようなことも探っていった方が良いので はないかという提案 も さ れ て い ま す 。

おおまかには,田舎からまちをみたとい うような方法でやっております。

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうございます。

普段,中心街に住んでいると気づかない 話なので,感じている視点を述べて いただきました。

先程,渡部委員もおっしゃったように, 本社がここにあって工場が上磯の方 にかなりありますよね。これは例えば,ま ちのなかに工場というのもあれでし ょうから,少し,地方にずらしていくとい うのは分かるのですが,これはやは り,上磯でないといけないんですか。例え ば,函館市に編入されました旧4町 村ではだめなのですか。

私は前から思っていたのですが,上磯, 上の海岸と下海岸,私は上の上磯と 下海岸というのは何となく上と下で差別的 で嫌なので,私はウ エ ス ト コ ー ス ト , イーストコーストと呼ぶようにしていまし て,旧4町村をイーストコースト, 上磯をウエストコーストと呼んでるいので すが,イーストコーストの方にそう いう工場をもっていこうとはなかなかでき ない。これは,なぜ,できないんで す か ね 。

○ 藤原副部会長

(23)

れから,飛行場から15分ほど走ると汐首 という,今,風力発電をつくるか, つくらないかで盛んにもめているところま で行くんですね。結構,空き地もあ ります。七飯とか,北斗市の方には,みん な目が向くのだけれども,こちらの 方には,向かないんですね。飛行場には, 10分,15分で行きますし,雪は 少ない,ただ,風が少し強い,そんなとこ ろなので,今の定住促進なんていう のは,ものすごく立地条件が良くなってく るはずなんですけども,なかなか, やはり,漁業というイメージが,今,部会 長が言われたように , 下 海 岸 と い う , 昔からのイメージがあるのかなと思うので す。これは余談です が , 戸 井 の 人 に , 恵山にお嫁さんに来ませんかというと,下 に下がるから嫌だと,そういうイメ ージがあるんですよ。ですから,恵山から 函館にいくのは良いんですよ。でも そういうイメージなもんですから,今言う ,イーストコースト と か , そ う い う , イメージをもっと植えつけていただければ ,そういう,立地するものもくる可 能性も少しあると思います。また,定住促 進もできるのではな い か と 思 い ま す 。 背景が山だというのが一番の原因だと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

たぶん,上と下という概念は,かつて松 前が中心にあって,そして,飛び地 で函館があって,そのときに,松前を見れ ば上りで,イーストコーストの方は 下りだという,そういう意識なんですよね 。要するに,そこに,価値観判断が されているわけですね。ところで,この下 海岸というのは,行政的には正式な 名称なんですか。

○ 古川委員

通称でしょう。

○ 嵯 峨 部 会 長

行政の正式なものではないですよね。

私は,通称の部分を変えていこう,みん なでイーストコーストと言った方が 良いのではと,ある会議で言って, 大うけしたことがあるのです。

(24)

恵山だって,戸井だって,南茅部だってで きるんですよ。土地がないと言って るけども,空港にも近いし,イメージでも のを語っているところがあるので, 下海岸の人がこちらの中心地をみた視点で はなくて,私は,むしろ藤原副部会 長にちょうど良いことを言っていただいた と思っています。これは,商業,工 業,新産業の立地の視点としても旧4町村 は,非常に可能性が あ る と 思 い ま す 。 先程,鎌田委員が言ったように,逆に水産 物とリンクした新産業の創出という 話ありました。そうしたときには,旧4町 村は,非常に立地条 件 が 良 い わ け で , ここら辺の視点も大事なんじゃないかなと いう気がしています。これをどう反 映させるかは,また,別ですが,ここも我 々は真剣に考えていった方が良い。 なぜかと言うと,旧函館の市街地に,なか なか大規模工場を建てるというのは むずかしいところもございます。特に,海 洋都市構想とリンクした新産業の創 出というのは,漁業とのリンクが,かなり 大事になってきています。これは, 水産振興計画にも出ています。漁業は漁業 として,自己完結するわけではない ので,そういった意味では,大いにそうい ったことも考えていただきたいと思 い ま す 。

残っています「第7節 雇用環境の向上 」を渡部委員から口火を切っていた だきたいと思います。

○ 渡部委員

(25)

う問題は別にしてもそういう側面があると思ってます。

それから,これはもっと違った場なんで しょうけどね,私の職責がそうなん で言わせるのかもしれませんが,私ども毎 週法律相談を弁護士先生に頼んで無 料で市民に開放しています。月曜日が市役 所で,火曜日が私どもの所で,弁護 士会がやっているんですけども,企業問題 も含めてかなり来ているのですが, 労働問題で言えば,かなり悲惨な状況があ り,職場でのセクハラ,モラハラ含 めて,だいたいそういう方はメンタルなん ですね。電話で受け止めてやると, まずは,まあ神経内科かどっかいって治療 を受けた方が良いんじゃないかって 気持ちになるくらいです。電話では言いに くいですけども,直接お会いし,お 話をして,労働相談の事象に対応すると, 同時に治療しなければ,まずいので はないかと思います。非正規の社員がどん どん増えてきているという問題から 言うと,そういうふうになってきています。

それから社会補償問題というか,生活保 護に対しては,私はそういうつもり はないですけども手厳しい,いろんな議論 があるわけで,行政の進め方にもい ろいろあると思うのですが,函館でもパー トを2箇所やって,生活保護を受け ないでがんばってる方が結構いらっしゃる という実情があります。それはあん たの勝手でしょと言われれば,それまでの 話なんだけど,私ども正規社員が多 いし,市も一部嘱託や臨時の方なんかもい ますけど,正規の人が多く,そうい う形から言えば,パートは大変厳しい環境下にあります。

それと産業振興の問題で言えば,水産業 の問題で,業界団体の人もなかなか 人が集めにくいということです。確立され た水産加工業の所は,まだ良いので しょうけれども,そんな印象を持っていま す。あまり系列的ではないですけど も 。

○ 嵯 峨 部 会 長

渡部委員ありがとうございました。今ま でやってきました商工業の振興,新 産業の創出と同時に雇用環境の向上という のは非常に大事な側面であります。

(26)

○ 古川委員

主要施策に,「高齢者の就業機会の確保 ・拡大」と書いてあるのですが,こ れと直接結びつくかは分からないんですが ,今,移住定住ということで団塊の 世代が2007年問題ということで注目を 浴びています。市役所にも企画部の なかに担当部署を置いて専門にやっていま す。それで,民間の北海道コンシェ ルジュという会社が立ち上がって活動をや ってます。この移住定住で函館に来 てくれる人たちが働きたい,ボランティア で何かやりたいといろいろな需要が あると思うのです。北海道に来るわけです から,たぶん悠々自適で第二の人生 を楽しみたいという方が多いと思います。 まだ若くて働ける人がたくさんいる わけで,現在,60歳というと結構若い人 がたくさんいますから,そうなりま すと,そういった人たちを受け入れるとい うか,地域としてシステムを組むと いうかシステマティックにやるというよう なことを,是非つくってやる。函館 はもともと食べ物がおいしく,北海道のな かでも気候風土がわりと良く,条件 に恵まれているところです。生きがいとか ,全時間でなくても良いので,受け 入れる事を考えてやると,より,移住定住 で来る人にも良いですし,地域の企 業にとっても本州で身につけたノウハウを わりと安い労働力ということで獲得 できるということなります。これは,口で 言うのは簡単なんですが,やるのは なかなかむずかしいかもしれませんけど, そういうことを将来的に今の移住定 住を受け入れる組織や会社などと連携をと りながらやっていけば,高齢者の就 業機会の確保にも繋がっていくんでないか なと思いますので,この辺も是非, 1行で良いですから入れていただければと 思います。いかがな も ん で し ょ う か 。

○ 山本企画部次長

ありがとうございます。確かに,おっし ゃるとおりと申しますか,まだ,緒 についたばかりですけれども,団塊の世代 に第二の人生を送ってもらう場所と して,函館をPRしています。

(27)

あれば良いと思います。今,団塊の世代で ある高専の第1期の卒業生たちに地 域に戻ってきませんかとPRをしています 。それと同時に企業とその卒業生を 繋ぎ合わせるというような試みも,今,始 まるところで,そういったことは必 要だと思うので,行政としても応援してい こうと思っています。そういった視 点でも確かに1行あっても良いのかもしれないなと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

新しい視点ですね。これは,定住化,移 住化とのリンクということですね。

○ 小林企画部参事

定住者誘致の関係なんですけども,体系 上わかりにくくて恐縮でございます が,69ページをお開きいただきたいと思 います。69ページの「都市間交流 の推進」という節で,本来,ここに入るの かというのはありますけども,主要 施策の3として「定住者誘致の推進」とい うことで,「首都圏等からの定住者 の誘致を推進します」と記載をしています 。ただ,おそらく,今ご指摘があり ましたように就業対策の推進とか,そちら の方とも関連がある と 思 い ま す の で , 記載については工夫をしたいと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

はい,よろしくお願いします。それでは ,鈴木委員,内村委員の方からこの 件について何かございますでしょうか。

○ 内村委員

(28)

の数字があれば教えてもらいたいと思います。

それから,部会長に1点おたずねしたい のですが,実は先程の工業振興のと ころでお尋ねしようと思って,うっかりし ておりました。知的財産権の保護と いうものがございます。先程,水産加工に 関する労働のお話が ご ざ い ま し た が , 近年,森町方面で,相当,中国の女性が水 産加工に従事しています。そうした 場合に,この知的財産権にあたる部分かど うか分かりませんが,製造業等々に 従事していれば,当然,そういう問題がで てくるか思います。一生その会社に いるのであれば別でしょうけれども,聞く ところによると研修生として入って 来て,何年か働いて,お帰りになる,そし て,また,違う人がこちらへ来る。 こういうような状況であるようでして,そ うしたならば,日本のいろんな部分 のノウハウをもっていかれるような気がし ます。そこで,部会長の方では,中 国の関係の大学との一定の提携というか, 姉妹校というか,そういう形で進ん でいる部分もあるやにお聞きしてますが, そういうことを守っている部分はあ るのか。その辺も参考までに教えていただければと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長

まず,第1点目のフリーター,ニートの 件に関して,市の方 か ら , そ も そ も , 私もフリーターとニートの定義というのを ,分からないのですが,そこら辺も 含めて,もし分かってるのであれば ,教えていただければと思います。

○ 小林企画部参事

まず,フリーターとニートなんですけど も,全国的な動向で何万人というこ とは言われてるんですが,実は,函館市内 で,はたして,フリーター,ニート の状態にある方が何人いらっしゃるかとい う統計資料は,私どもも入手はして おりません。残念ながらそれを把握できる ものはないという状況にあります。 まず,フリーターですけども,いわゆる 正社員以外の非正規雇用形態,例え ば,アルバイトだとか,パートタイマーだ とか,人材派遣だとか,そういった ことで生計を立てている方という,捉えを 私どもはさせていただいているとこ ろ で す 。

(29)

デュケーション,エンプロイメント,オア ,トレーニングの略ということで, N,E,E,T,要は,職業をもたれてい ない,そして,なおかつ,教育も職 業訓練も受けられていない方という ような定義があるようでございます。

残念ながら,そのニート,フリーターが ,函館市内に何人いらっしゃるのか を,つかめていないのですが,例えば,今 回の国勢調査の産業別の就業状況の なかで,常勤的に働いてる方,非正規的に 働いてる方,といった統計資料は出 ているようですので,その辺,私どもの方 で内部で検討させていただきたいと 考えています。

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうとうございます。

それから2つめですが,水産加工業等で の,北大と中国もしくは,東南アジ アとの学術交流,研究交流,それから加工 業での外国人労働者,そして,その 方々に対する知財のスピルオーバーが生ま れていくと,この2つがあるかと思 い ま す 。

後者の方ですけども,加工業の方で中国 の方が多いんでしょうか,外国人労 働者が入ってこられている。これは,おそ らく合法的に入って来られていて, 研修ということもしている。この件に関し ては,北大で進めている施策じゃな いものですから,私自身が答える立場じゃ ないと思うのですが,伝え聞くとこ ろによりますと,加工業をやってる方々の なかでは,なかなか 頭 が 痛 い 問 題 で , かといって,安価な労働力というのは,こ れはないとやっていけないんだとい うこともあります。ですから,彼らの話で は,根幹的な知財に係わるところが なるべく漏れないような対策はとっている のだと。しかしながら,長年働けば どうしても習熟していきますし,頭の痛い 問題だというところがあります。お そらく,避けようがないんだろうけども, 核になる,そこら辺のところをどう 守っていくかというところがポイントかな と思います。これは,北大の意見だ とか,私の意見だというよりも,そ ういうような話を伺っています。

(30)

はございませんが,こういったことは,水 産業に係わる方々からよくご質問が でます。これに関しましては,必ずしも一 方的に,こちらの方のノウハウを向 こうにトランスファーして,そして,向こ うの技術力をアップさせ,そして良 い品物を安く日本に,また逆輸出してくる という構図のなかで捉えてるのでは なくて,どうしても日本には向こうの品物 は入ってきますから , 食 の 安 全 面 で , やはり,対処していきたいと,そこに関し ましては,一方的な技術,ノウハウ をトランスファーするのではなくて,相互 に研究開発するなかで,相互主義で 行おうということになってます。一方的に 日本のノウハウを向こうにもってい って,野放しにするということはございま せん。相互に守るところは,守って ますし,まあ,ギブアンドテイクの精神で ,我々も向こうから,かなりのノウ ハウを得ているというところも事実でして ,このことが,また,地元の産業の 活性化にも反映していけるのではないかな というところでございまして,そう いう心づもりでやっています。

(31)

繋ぎすることも可能です。

鈴木委員,何かご意見ございませんか。

○ 鈴木委員

うちの大学の卒業者は,ほとんどが関東 圏に行っています。IT系は,ほと んど9割が東京等で仕事が完結するので, 必然的に関東圏にほとんどとられて いるんですが,やはり,せっかく育てた学 生ですので,地元で活躍して欲しい ということで,ここに入れていただいてい ます雇用機会の拡大といった施策を 是非進めていただき た い と 思 い ま す 。

これは,余談的かもしれませんけれども ,交通網が変わっていくと,雇用対 象者も函館圏外から入ってくるということ になり,その辺も何か考えが必要に なるんでしょうか。それ以前に,そもそも ,その雇用口自体を広げていくのは 大変だと思うので,交通網を通じた環境の 変化はどういうふうになるのかなと いうのが,ちょっと,分からないところです。

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうございました。

この第7節も終了させていただいて,一 言ずつ,参加された委員から,ひと り3分ぐらいにまとめて,要領良く話して いただきたいと思います。最後に, 藤原副部会長の方から,少し総括をいただ いて,次回の日程を決めて,あと 10分から20分程度で終了していきたいと思います。

それでは,田口委員の方からひとつ全体 をとおして,簡単なコメントをお願 いします。

○ 田口委員

(32)

た。あとで考えると,胴体の部分は旅客機 と同じだから見せられるのだなと思 いました。それからアメリカンタバコは, ラッキーストライクの機械が古い機 械で,1分間500本くらいしか紙巻がで きないぐらいです。それでもどうぞ こころゆくまで見てくださいという態度な んです。だから,日本もいろいろ外 国から習ったこともあれば,盗んだことも あるんでしょう。中国人に技術を盗 まれるとか,ブラジル人に技術を盗まれる とかっていうこと,良いよ,盗むん なら,盗んでよと,その代わり,おれの方 はもっと良いものをやるんだという ような,態度でないと国際化の時代は乗り きれないんでないかと思いました。

それだけです。

○ 嵯 峨 部 会 長

渡部委員,ひとつコメントお願いします。

○ 渡部委員

話せといわれれば,いろいろあるのです が,各分野で発言してますから結構 です。

○ 嵯 峨 部 会 長 鈴木委員。

○ 鈴木委員

ここは,このくらいの施策で結構じゃないかと思います。

○ 嵯 峨 部 会 長 内村委員。

○ 内村委員

(33)

○ 嵯 峨 部 会 長

ありがとうございます。

藤原副部会長から,ひとつまとめていただきたいと思います。

○ 藤原副部会長

みなさん大所,高所から市内の今後の1 0年間ということで,意見を述べて いただいたわけでございますけれども,本 当に,商業,工業については,函館 市内も大変な状態にあるのかなと,このよ うに思っております。また,今,未 来大学の鈴木委員からは,卒業生のほとん でが関東地方に流出されているとい うようなことも聞きました。このようなこ とから,今後,交通体系が変わった り,さまざまなことによって,また,戻っ てくるとか,そういう雇用の場を創 設していくことが大切でないかと思います。

ひとつ,お願いがあるんですけども,2 11ページに「インターネット販売 による販路の拡大」とあります。このイン ターネットなんですけども,湯川か ら南茅部まで,今,ISDNしか入ってい ない状態にあります。東商工会でも 盛んに,インターネットを光ケーブルとか ,ADSLにできないかということ で,お願いはしてるんですけども,加入件 数が少ないということで,NTTに なかなかしてもらえない。このことも市か ら,何か力添えをいただけないかと 思うわけでございます。画像処理が遅いと か,ダウンロードすると1時間以上 かかるとか,今,そういう状態なので,何 とか早く,それが,今後,移住促進 のほか,さまざまな商品販売などにも繋が っていくのではないかと思います。

これは,お願いでございます。

○ 嵯 峨 部 会 長

これは,どこの地区のことですか。

○ 藤原副部会長

(34)

また,向こうの方も魅力ある田舎になって なっていくんじゃないかと,このよ うに思うものですから,これは,お願いでございます。

○ 渡部委員

NHKのテレビは,どうですか,南茅部は入らないのではないですか。

○ 藤原副部会長

あそこは,室蘭から入ってきていますね。

○ 渡部委員

まだ,そうなんですか。

○ 藤原副部会長

余談なのですが,合併当時,NCVがい くという話しがあり ま し て , こ れ は , 4町村で60パーセントか70パーセント 加入すると,全部い く と い う こ と で , これが,向こう側の方は,室蘭の方から見 れるから別にいらないんだよという ようなことで,反対があったという話しを 聞いています。それで,だめになっ たと,NCVがくると,インターネットも 全部いくんですけども,そういうよ うなことで,非常にそういう点では,不便な面ももっています。

○ 小林企画部参事

(35)

なお,2つ目のいわゆる地デジの関係で ございますけども,ここも記載をし ています。「共同受信施設の整備」を市の 方からも支援をしながら,「整備を 促進」をさせ,これを実現させていただき ますと,室蘭を経由して,いわゆる 函館のローカル番組もご覧をいただける状 態になるということでお聞きをして いるところでございます。

○ 嵯 峨 部 会 長 分かりました。

最後に私のまとめですが,今日は,第4 節から7節まで,熱心なご討議をい ただきまして,ありがとうございました。

前の第1節から第3節までの第一次産業 につづきまして,今日は,第二次産 業について主にご審議いただいたというこ とです。前回も申しましたけども, この総合計画は,非常に幅広い分野を扱っ ております。200何ページに収め るということでは,なかなか,ご苦労があ ったと思いますが,先程,内村委員 の方からもお話ありましたけれども,良く まとまっていて,必要なところを, きちっと書いてあるという意味では,高く 評価できるのではないかという印象 を私はもちました。

できれば,今日,ご審議いただいた内容 も,ご勘案していただいて,より一 層,完成度の高い計画をつくってい ただければありがたいと思います。

それから,2点お願いがあります。例え ば,204ページの一番上の円グラ フがちょっと色が重なって見にくいんです ね。これは原図はカラーだから見や すいと思うんですけども,白黒に落としま すと,濃度差がなくて。もし,これ をカラーで出すなら良いのですけども,白 黒でいくとなれば,作図に工夫をし ていかなければならないと思います。ほか にもあるんですが,今日は時間がな いので,こまいことで恐縮です。

(36)

ば,インターネットという話題であれば, その巻末でインター ネ ッ ト を 引 け ば , インターネットの単語が出ているところが みんな分かると,そうすると,いち いち,リンクをはらなくても良い。これは ,引用文献や索引がない専門書は, かなり価値が下がるのですが,今までの報 告書では付けてなくても良かったの でしょうが,これだけ総合的になりますと ,ちょっと時間かかりますけど,あ ると我々の市民生活のバイブルとしても活 用できるのかなと思います。何か知 りたいときは,ぱっと,引けます。それか ら,これが電子媒体でもご紹介いた だけるとすれば,より良いですよね,キー ワードですぐそこにいけるというよ うな工夫をしていただければ,10年間の 我々のバイブルになり得るんじゃな いかなと思いますので,ご検討いただければと思いました。

○ 山本企画部次長

ありがとうございました。

○ 嵯 峨 部 会 長

以上が私のまとめと,お願いでございます。

次回の日程は,3月22日の午後2時か ら午後4時までとし,審議は,残さ れました「第5部 活力にあふれにぎわい のあるまち」,「第2章 総 合交通 体系の確立」,第1節から第4節,221 ページから237ページですので, 予習をしてきていただきたいと思います。

ほかに市の方から何かございますか。

○ 山本企画部次長 特にございません。

○ 嵯 峨 部 会 長

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